受験の心構え

中学生で習う内容・高校受験のための勉強は一生の財産になる

今回は高校受験の勉強についてお話します。私は中学1年生の2学期中間テストで17点を取りました。科目は数学です。親が慌てて学習塾に通わせたほどです。英語も50点未満でした。

学習塾に通うことで50~60点程度は取れるようになりました。

しかしそれ以上の点数を取ることは難しく、塾では補習に呼ばれることもしばしばでした。

そんな私ですが、中学3年生の時に気の合う塾の先生と出会い、勉強を自発的にするようになりました。先生が勧めてくれた高校に合格するため寝る間も惜しんで勉強しました。

高校受験のための勉強がなぜ一生の財産になるのか、お話していきます。

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小学生で習う勉強内容とは

小学生で習う内容は基礎中の基礎です。

国語で言えばひらがな、カナカナ、漢字が書けるようになること、読めるようになることが一番になります。文法も習いますが、やはり読み書きがきちんと出来るようになることがメインです。

そして読書を通じて他者の気持ちを考えることも重要な項目になります。

算数においては四則計算を完璧にします。その上で少数や分数も使って応用出来るように練習します。虫食い算などは中学校で習う方程式のための準備体操になります。

英語の基礎としてローマ字も書けるように練習します。

最近ではそこそこのレベルまで教えてくれるようになっていて、簡単な会話も習います。

どの科目においても、生きていく上で必要な基礎、土台を作り上げてくれます。

中学生で習う勉強内容とは

中学生になると小学生で作り上げた土台の上に家を組み立てていくことになります。

国語では読み書きの発展、そして文法をきちんと習うことで文章構成もしっかりさせていきます。作文や読書感想文だけでなく、論文形式の文も書けるように練習していきます。

物事を理論的に考えるための知識をここで詰めていくことになります。

地頭が良くなるためにはこの部分がとても重要になります。

数学においては虫食い算の発展である方程式を習います。

一次方程式、連立方程式、二次方程式ですね。さらに応用して比例・反比例、一次関数、二次関数(二乗に比例する関数)も習います。数量だけでなく図形の勉強もします。

英語は会話よりも文法を重視した授業になります。そのため日本人は英会話の能力が低いと言われています。形式を重視した英語の勉強になるので、型を覚えてしまえば簡単にも感じます。

複雑な内容でなければ中学生レベルの英語でも十分意思疎通は可能です。

どの科目においても、小学生で作り上げたもの、生きていくために必要な基礎をさらに発展させた内容になります。発展させた内容を習うことにより、小学生で習った内容が自然と盤石になります。

高校生で習う勉強内容とは

高校生になるとレベルごとに習う内容が変わります。

偏差値次第という部分があります。

偏差値が低めの学校では中学生の復習から重点的に習うところもあります。逆に偏差値の高い高校だと、中学生で習う範囲は知っていて当然とばかりにハイスピードで授業が進みます。

私は中学3年生の後半にはクラスで2番目の成績でしたが、高校に行ったらまるでついていけず、最初のテストでいきなりクラスでビリの成績を取りました。43人中43位でした。

話を戻しましょう。

高校生で習う勉強内容は、今までと違い専門的な部分が多くなります。

国語では現代文だけでなく古典も深く勉強していきます。中学生でも古典は習いますが、比べ物にならないくらい本格的な内容なので、苦手な人は即ノックアウトになります。

私の学校では現代文の授業が討論会のようでした。非常に面白かったです。

数学は正直もうお手上げでした。高校1年生の時は何とか食らい付いていきましたが、さらに専門分野に突入した2年生では相当苦しい思いをしました。完全に文系の頭でした。

英語は英字新聞などを使った本格的な授業で、難しくはあるものの楽しかった記憶があります。

どの科目においても、生きていく上で必要と言うよりも、今後どの分野に特化していきたいか判断するための内容に思います。専門性が強くなってくるので、生きていく上で必須というものではなくなるわけです。

将来のことを考える上でのヒントを授業の中から見つけるのも目的の1つでしょう。

中学生で習う内容は一生の財産になる

ここまでの内容である程度ピンときている人も多いかと思います。

小学校では生きるための本当の基礎や土台を習い、中学生で家を組み立てながら土台を盤石なものにします。この時点で生きていく上で、社会で必要な内容はほとんど習うことになります。

高校生では人生の、将来の選択肢を増やすような内容になります。

中学生で習う内容を繰り返し勉強すれば小学生で習ったことを自然と使うことになります。

高校受験の勉強をする場合、中学1年生で習う内容から中学3年生で習う内容まで全て勉強することになります。つまり、自然と小学校1年生~中学3年生までの全てを全身に染み込ませているのです。

自発的に勉強した内容はそう簡単に忘れません。ましてや生きていくために必要なことばかりなので、今後も自然に使う機会が多いはずです。ですからさらに盤石になっていきます。

そうして高校受験のために覚えた内容は大人になってからも使うことが多いです。

つまり、高校受験のための勉強は、人生における勉強にもなるのです。

まさに一石二鳥。是非高校受験に向けてやる気を出し、自分の意思で勉強をして下さい。ここできちんと勉強をすることで今後の人生がもっともっと輝いていくことになると思いますよ。

まとめ

あなたは自分のことを真剣に考えてくれる素敵な先生と出会えましたか。勉強のやる気というのはなかなか中学生が自分で出せるものではありません。

やる気にさせてくれる先生と出会えるといいですね。

塾になかなか行けない場合は私の授業動画も参考にして下さい。

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