夏期講習 学習塾・家庭教師の選び方

中学生の夏期講習用塾の料金と選び方|どんな塾に通えばいいのか

中学生は塾に通う人の割合がかなり多く、夏期講習になると今まで塾に通ってなかった子も多く新規入塾します。新聞折込広告だけでなく、電車の宙づりチラシ、テレビCMなど塾の宣伝も激化します。

子どもに任せていると、「友達が行ってるから」「近いから」という理由で塾選びをしてしまうでしょう。かと言って親の立場では良い塾がどこかなんて全くわからない!

それどころかきっと「価格が他より安いから」「名が知れている有名なところだから」というような理由で選んでしまう親御さんが多いです。これではお子さんが塾を選ぶ理由よりひどいです。

では、どのように塾を選べばいいのか見ていきましょう。

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中学生が夏期講習に通う意味を考える

まずはお父さん、お母さんが現実を知ることからですね。中学1年生、2年生は夏期講習で劇的な学力アップを望むことなど出来ません。そもそも全部で10時間少々という日程が多いです。

そのくらいの時間で大きな学力アップが出来るなら皆出来ています。

ですから中学1年生や2年生にとっての夏期講習というのは、復習でわからないところを再確認する意味で受けます。また、夏休みに部活や遊びだけになってしまうのを避けるためです。

部活や遊びだけになってしまうと、元々勉強嫌いだった子は宿題をやる以外は鉛筆、シャープペンさえ持とうとしません。大人になると実感しますが、1か月以上も名前を書かないと、名前を書くことさえ少し戸惑うくらいですし、字も下手になってしまいます。

そのようなことにならないよう、定期的に筆記用具を持ち、勉強しているという雰囲気にしてあげること。これこそが中学1年生、2年生が夏期講習に行く意味として最も大きいのです。

中学1~2年生に夏期講習は必要か

今回は中学1年生、2年生で夏期講習を受ける必要性について書いていきたいと思います。あくまで私個人の意見です。そういう考え方もあるんだな、程度に読んでください。 大切なのは子どものやる気と希望です。周り ...

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中学3年生にとっての夏期講習

中学3年生になると意味合いは大きく違ってきます。

もちろん中学1、2年生と同じ意味も持っています。しかしそれだけでなく、高校受験に向けて大きな意味を持つのです。高校受験で出題されるのは中学校全学年の全範囲となります。

ですから復習すべき・・・いや、復習しておかなければならない範囲が2年半分にも及ぶのです。

しかも中学1、2年生のように英語と数学(人によっては+国語)だけではなく、理科や社会も入れた5科目もの復習が必要になります。そうなるとどれほどの時間が必要でしょうか。

多くの塾が60~100時間程度使っていると思います。

もちろんそうなると値段もかなり高額になってきて親目線からすると悩ましくなりますよね。

夏合宿を実施している塾であれば20万円どころか30万、40万とかかるところもあるでしょう。

しかしそれでも中学3年生では夏期講習を受けておくべきだと私は考えます。これだけの量の復習をしたくてもこれほどまとまった時間を取れることは夏休み以降全くありません。

冬休みに受講する冬期講習はもう高校受験の過去問をするような時間なのです。

ですから高校受験に向けた復習をする最初で最後のチャンスになってしまうのです。

中学3年生が夏期講習を受ける意味

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少し料金についても見てみましょう。

中学生の夏期講習料金とは

料金に関しては本当にピンキリになります。漠然とどこの塾がどの料金なのかと調べていては本当にごちゃごちゃとわけがわからなくなってきて、最後は投げやりになってしまいがちです。

基本的なことをまずは知っておきましょう。

  1. 大手塾+個別指導+合宿あり+オリジナルテキスト=超高額で40万超えも
  2. 大手塾+個別指導+オリジナルテキスト=高額
  3. 大手塾+集団指導+合宿あり+オリジナルテキスト=高額
  4. 個人経営+個人指導=中間価格
  5. 個人経営+集団指導(少人数制指導含む)=低価格
  6. 大手塾+集団指導(少人数制指導含む)=低価格

このおおまかな図式を頭に入れておいて下さい。1番に近付くほど高額で、6番に近付くほど低価格となります。ポイントはいくつかあります。個人経営で合宿やオリジナルテキストはあまりないと思うので割愛しましたが、あればそこが最も高額になりかねません。

実は『大手塾』というのは高額ポイントになっているわけではありません。

フランチャイズ塾だと高額になるケースもありますが、直営大手塾であれば、宣伝をまとめて出来ますので、宣伝費にそこまで足を引っ張られることもありません。

そのため、価格競争をしようと思えば応戦出来る状況なのです。

ではポイントはどこにあるのでしょうか。

夏期講習料金のポイントとは

高額になるポイントを考えて下さい。

これは言い換えれば「高額になっても納得すべきポイント」ということです。

ですが、高額を出してでもそれを選ぶべきかというとまた違ってきます。それについては後述しますので、まずは単純に高額になっても仕方ないポイントを押さえておきます。

  • 個別指導
  • 合宿あり
  • オリジナルテキスト

この3つが高額ポイントとなるわけですが、隠れ高額ポイントもあります。

  • 休んだ時の振り替え授業が無料
  • 夏期講習〇〇%オフ
  • 夏期講習無料

休んだ時の振り替え授業が無料という点ですが、先生が1人や2人の個人経営であれば問題ないのですが、アルバイトを雇っている学習塾では、生徒が休んでも先生の給料は出ます。

そして振り替え授業でも先生の給料が発生します。

ですから無料で振り替え授業なんて本来出来ないのです。ボランティアではありません。これは振り替え授業が数回行われることを前提に、織り込んだ価格設定をしているのです。

ですからやや値段が高くなりますし、休まない子からすれば無駄な料金を取られていることになります。

安く見せかけた料金体系もある

『夏期講習20%オフ』というのはよくあるスーパーの戦略に似たことをしている可能性があります。800円の品を1000円と表示し、20%オフシールを貼ると屋sく感じますよね。

このようなやり方をしていることも考えておく必要があります。

『夏期講習無料』は時々見ますね。これはテレビCMなどが出来るような大手の戦略です。

(※もちろん純粋に無料部分がお得に受講出来る塾もあるはずなので、大切なのはきちんと事前に全てを調べることです。全てが騙すような塾ではありません。)

しかし『夏期講習無料』だけでは幅広過ぎるのです。

  1. 中学1年生、2年生は無料(中学3年生は対象外の可能性)
  2. 回数制限がある(4~8回、計〇〇〇分までなどの制限)
  3. 夏期講習後〇か月継続(正式入塾)が条件

タダほど高いものはないと言われる世の中です。例えば中学3年生が無料対象だったとしても、その場合は夏期講習の量として全然足りません。きちんと考えれば追加が必要です。

8回(8コマ)無料だったとしても、最終的に60コマ(5科目12コマずつ)受講した場合の値段はどうなるかきちんと計算して下さい。無料のない塾の方が安くなるかも知れませんよ。

また、夏期講習後の正式入塾が条件に付随している可能性があります。

いや、可能性があるというより確実についていることでしょう。

オリジナルテキストを使っている塾であれば、1冊6000円~8000円のような高額テキストである可能性もあり、入塾生は全員買う必要があるという塾も多くあるのが現状です。

そうなると3番の条件により、結局また高くなってしまうという可能性があるのです。

いかがですか。安易に目先の安さに飛び付いて大変なことになってしまうご家庭も多いです。

後から「こんなはずじゃなかった」とならないよう、全ての料金体系をきちんと調べておきましょう。

私たちは教育関連の仕事をしています。私はこのような料金体系を作るようなことは絶対にしません。教育に携わる仕事でありながら、人を騙すような仕組みを作る塾が多くなっています。

私が親であれば、こういう料金体系が見えた瞬間にその塾は消しです。

夏期講習を受ける学習塾の選び方とは

夏期講習を受ける塾を選ぶには、ここまでのことを1つ1つ見ていくことです。とは言いましても頭がこんがらがってしまう部分もあると思うので、順を追って必要性を考えましょう。

  1. 合宿は必要か
  2. 個別指導が必要か
  3. 都立受験と私立受験どちらを見据えているか(3年生のみ)
  4. どの科目が必要か
  5. 一緒に通う友達が必要か(通うモチベーションの部分)

上から順に考えてみて下さい。まず合宿ですが、夏期講習で合宿を行っている塾では参加必須になっていることが多いです。夏期講習料金に合宿もセットになっているわけです。

ですから「うちは合宿はパスします」となかなか出来ません。

ですから合宿については事前に必要性を考え、必要ないのであれば合宿のない塾を選ぶようにしましょう。合宿はコストも大きいですからね。私の個人的な意見としては合宿は必要ありません。

次は個別指導か集団指導(少人数制指導)です。

お子さん自身にやる気があれば個別指導もいいと思います。進み方も個々に合わせてくれますからね。しかし個別指導塾の多くは高額のオリジナルテキストを利用しています。

オリジナルテキストを使う理由は、生徒が1人1人違うのだからテキストも個々に合ったものがあるべきだということで勧められますが、私はその考え方はおかしいと思っています。

確かに小さな子どもの成長を考えればそうかも知れません。

しかし中学生にとってのゴール、最終目標は高校受験になります。

高校受験の問題が1人1人に合わせてくれますか?くれませんよね。

高校受験の問題がみんな同じなのだから、みんなと同じテキストを使うべきなのです。

練習用の問題は個々で違ってもいいとは思いますけどね。

夏期講習は続けることが大事

夏期講習は何より続けることが大事です。

中学1年生、2年生にとっては部活をしながら塾に通うわけですから疲れもあるでしょう。

3年生は部活が終わって遊べると思っていた夏休みに学校以上に長い時間勉強しなければならなくなるのでショックを受ける部分もあることでしょう。

夏休みも長く、夏期講習も先は長いです。途中で嫌になってしまう可能性だってあるはずです。

一緒に通う友達などいらない、勉強に集中して欲しいというのが親御さんの意見だとは思いますが、仲の良い友達と一緒に通うことで塾に行くことが楽しくなる子だってたくさんいるのです。

塾に行けば友達と会えるというだけでモチベーションになるわけです。

もちろんそうでなくとも、先生がモチベーションを上げてくれるなら一番ですが。

夏期講習は高校受験の土台作りであり、勝負はまだまだ先になります。ですからここで完璧な学力をつけることが目的ではありません。とにかく復習をし、勉強習慣をつけておくことが大事です。

  • 不必要な出費は避ける
  • 必要なことにはお金をかける(料金は気にしない)
  • 続けられる環境作りを家族で作る

これらをよく考えて塾を選んで下さい。もちろん隠された料金体系には注意して下さいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。お子さんにとって高校受験というのは一生に一度のものです。私は今になっても人生で最も頑張ったのは高校受験だったと思えるほど当時は頑張ったものです。

ですが夏期講習の時はつらかったものです。一緒に通う友達がいて、時々終わった後に遊んだりすることでモチベーションが保て、楽しく通えたものです。

よく学ぶだけでなく、よく遊ぶことでまたよく学べるものだと思います。どこの塾に通うかも大切ですが、塾に頑張って通える環境を作ってあげることも重視して下さい。

夏休み明けにはWもぎ・Vもぎなどで力試しをしてみるのもいいでしょう。

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