授業料（月謝）以外にかかる費用｜個別指導学習塾・集団指導進学塾編

一時期、個別指導は1コマあたり4000円を超えるかなり高額の授業料でした。しかし、ここ数年では価格がやや落ち着き、そこまで高額な個別指導塾も少なくなりました。

一時期高額だった個別指導塾が値下げをした形ですね。

授業料以外にも費用がかかるようになった！

授業料というのは、新聞折込広告や、ポスティング広告、塾ホームページ等で大体公開されています。つまり、ここは

ということになりますね。ここが高額になると、保護者の皆様は少々腰が引けてしまいますよね。ですから、ここを安く表示する必要があったのでしょう。

授業料が値下がりする代わりに、様々な部分が値上がりし、実質的な値上げになってしまった個別指導塾も少なくありません。

こうして、入塾説明会に行くまでは知ることの出来ない、「見えない料金」があるというのは、私は問題だと思っています。ここは私が一番疑問に感じている点なのです。

私たちは「教育」業界です。子どもたちに勉強だけでなく、立派な大人になるために様々な指導をしていく立場なのです。

それが、見える料金を安くし、見えない料金で採算を取るというやり方は好きではありません。

余談ですが、私の経営する学習塾では、授業料以外にかかる費用は一切ありません。

見えない料金の主な内容

では、この見えない料金にはどのようなものがあるのでしょうか。

このようなものがあります。教室維持費や冷暖房費は2000円程度のところが多いです。

システム利用料というのは、パソコンを使った学習や、入退室したことをメールで知らせてくれるシステムなどの利用料であり、これも高額ではありません。

しかしながら、これらが毎月かかるのですから、卒業まで通うとなるとバカになりません。

個別指導塾と集団指導塾の差

上4つに関してはほとんど同じですね。また、全ての名目があるわけでなく、多くの塾はどれか1～2個の名目で月額コストがかかるようになっています。

個別指導塾と集団指導塾の大きな差は、最後の項目ですね。

と言って、1冊8000円くらいもするテキストを何冊も作ろうとします。

という売り文句が有名ですが、私の意見は違います。

こう考えています。私の学習塾ではレベルに合わせてプリントを使い分けて授業をしています。プリント費用はかかりますが、そこは私の自己負担として無料で行っています。

集団指導塾のテキストは一般的なものであり、高額ではありません。

別途かかる料金は、ゴールデンウィークに行う、GW特訓や、秋特訓、正月特訓などの期間限定講習費用があります。夏期講習や冬期講習だけではないのが特徴です。

必ず事前確認をしましょう

塾説明会や、無料体験学習を経てから入塾することになると思います。

しかしながら、後からだと少々聞きにくい部分であることは間違いないかと思います。まずは、電話で説明会、無料体験学習の予約をする際、こう聞いてみて下さい。

「授業料以外にかかる費用や、夏期講習・冬期講習以外の特訓はありますか？」

そしてテキスト費用がかかると言われたら、大体の値段でいいので、聞いておきましょう。

新聞折込広告や、HPを見ただけで判断することのないよう気を付けましょう。

最後に

繰り返しになりますが、私たちは教育業界にいます。見えない料金を後から伝えるようなやり方が今後なくなっていけばいいなと、切に願っています。

どうぞお母さんにとっても納得のいく塾や家庭教師にお願いして下さい。

追記：トータルでかかる料金はある意味仕方ない金額と考えています。実際そのくらいの料金でないと、学習塾業界は難しいとも思います。

私の学習塾が低料金で経営出来ているのは、私自身が昼間に他で仕事をさせていただいているからに他なりません。この料金で学習塾のみではさすがに生活出来ないのが事実です。

ですから、料金がやや高い塾が多いのは仕方ないことだと思っています。問題は、公表せず後からお伝えするやり方だと思います。

正しい学習塾、家庭教師の選び方についても参考にして下さい。

このカテゴリーにもあるインターネット家庭教師は、移動などのコストがかからない分、費用が抑えられています。良かったらシステムを覗いてみて下さい。

無料体験授業もありますので、パソコンをお持ちの方は是非一度検討してみてはどうでしょうか。奥多摩方面にお住まいの方にもとてもオススメですね。

インターネット家庭教師Netty

お付き合いありがとうございました。