専業主婦っていうのは、「楽」というイメージを持たれがちですよね。実際私にもそれに近い感情を持っていた時期があります。仕事をしていることの方が大変だと思っていたのです。
しかし、家事という作業の方がはるかにつらく、出口もなく、それでいて出来て当たり前という扱いを受けるきついものなんだって気付きました。
今日は「お母さん」という存在について考えてみたいと思います。
お母さんという職業について
私は専業主婦の大変さに気付いて以来、専業主婦という職業を非常に尊重するようになりました。共働きで兼業主婦なんてもっと大変なんだろうなぁと思います。
でも、もっともっと大変な職業に気付きました。
それは「お母さん」です。
子育てこそ出口はありません。それこそ巣立っていくまで。2番目の子が生まれれば大変さは2倍3倍どころか、2乗3乗にもなりそうです。
お母さんという職業がきついと思う理由を書きます。
・休日がない
・見返りがない(出来て当たり前という扱い)
・同じことの繰り返し(作業感)
・ママ友付き合い
・自分の時間が持てない
などなど・・・まぁ大変ですよ。
お金稼いでるのはお父さんの方がメインというケースは多いものの、仕事をするだけで済むのがどんなに楽かって正直思うくらい、お母さんというのは大変だと思います。
子育てしながら専業主婦と同じ仕事もこなすわけですよ。もちろんお父さんも子育てはしますけどね。
では、兼業主婦かつお母さんはもっと大変なのか?
私の個人的な意見ですが、そうではなく、専業主婦かつお母さんが最も大変だと思います。その理由は学習塾をやめた今の私が一番説明出来る立場にあります。
学習塾を閉鎖
実は地域密着型の学習塾を、最後の中学3年生全員が第一志望校に合格したのを見届けた後、閉鎖し今は全国の中学生のためにインターネットで無料配信授業をしたいと考えています。
それで家に居ながら様々な準備をしているところです。
それについては今後発表出来ると思いますが今日は母の日についてです。
実は塾をやめるまでの2018年3月までと、その後の2か月では、その後の2か月の方が色んな仕事的な意味でははるかにきついものを感じています。
私には3歳の子供がいます。子供がどんなに可愛くとも、やはりわがまま放題なのでずっとずっと一緒だと息が詰まることもあります。それでも家にいなければいけないのが主婦です。
これがどういうことかわかりますか?
働いている人は、仕事自体きつくとも、仕事に行くことが息抜きになります。子育てにとっての息抜きは仕事となり、仕事にとっての息抜きは子育てとなる
のです。
つまり、共働きのお母さんであれば、息抜きの場があるということになります。
しかしながら、専業主婦かつお母さんでは息抜きの場がありません。
それゆえ、最も厳しい職業はお母さんではないかと思ったわけです。
このサイトは多くのお父さん、お母さん、生徒さんが見て下さっています。
お母さんの中には大きく頷いている方もいらっしゃると思います。
お父さんには是非、このことをよく知っていただきたいと思いますし、生徒さんには是非お母さんがいつも無償の愛を注いでくれていることをきちんと理解して欲しいと思います。
お父さんは是非、お母さんの手をきちんと見てあげて下さい。
結婚した時とは比べ物にならないほど、「お母さんの手」になっているはずです。
幼稚園の準備・毎日の作業量
私事ですが、もう少しで2人目が生まれます。
それに際して、妻が入院準備の時、幼稚園に行く上の子のための作業を書いてくれました。
いや、正直気が遠くなる作業量です。
これをお母さんは毎日やっている・・・そう思うだけで私が幼稚園児だった頃の母の大変さがよくわかりました。私には2つ下の弟がいますので、より大変だったことでしょう。
中学生にもなると、反抗期もピークにくるので、定期考査のことなどで親子喧嘩をすることも多い時期です。親も子供もなかなか素直になれない時期なのも確かです。
しかし、お母さんはそれだけ苦労して、愛情を注いだお子さんだということ。
お子さんは、お母さんがそれだけの作業を当たり前にしてきてくれたのだということ。
お互い心の中にはきちんととどめておいて下さいね。
まとめ
今回の記事はあくまで私個人の考えですので、何か大きな統計を取ったわけでもありません。しかしながら、決して的外れではない自信はあります。
子育てはまだまだ続いていくわけですので、家族みんなで協力していけるようにしましょう。