学習塾、家庭教師、通信教育など、様々な勉強環境がありますが、「うちの子にはどれが向いてるんだろう」と考え始めるとなかなか結論が出せないことと思います。
しかしそうこう悩んでいるうちにどんどん時間は過ぎていってしまいます。
もくじ
体験授業は積極的に受ける
昔とは違い、今はどこの塾にもほとんど無料体験授業という非常に便利なものがあります。
数回無料で授業を受けてみて、先生との相性、塾の価格などとの折り合いがつけばそれから入塾するという流れですね。また、多くの塾で入塾金も無料キャンペーンを行っています。
集団授業の塾は、どちらかと言うと上を目指す子たちが競い合う目的で通う方が現実的です。学校でついていけないから塾に通うというタイプで集団塾は絶対に向きません。
学校でついていけない場合、学校の授業がつまらなくなってしまっているでしょう。
そんな状態で集団塾に通えば、塾でも同じ思いをするだけです。
そうなればもっともっと勉強嫌いになっていってしまうでしょう。
もしも勉強についていけてないのなら、やはり個別指導のように、それぞれの出来に合った塾を選ぶというのが現在の主流になっていると思います。
しかし何度か触れているように、有名な塾に通ったからと言って有名なプロの先生が教えてくれるわけではありません。個別指導というのは非常に高額な授業料になります。
しかしそれでも、社員のプロ講師ばかりだと塾の経営は成り立ちません。
そこで、アルバイト学生が多く雇われるのです。
塾ではなく先生を選ぶ
どんなに有名で評判の良い塾に通わせても、違う先生が担当してしまえばそれまでで、他の人の評価など全くアテになりません。
アルバイト学生の中にも素晴らしい先生はいるはずですが、中にはほとんど教えた経験もなく、もちろん受験の知識にも乏しい先生もたくさんいるのが現状です。
無料体験学習に通い、相性の良い先生を見つけたら、「入塾した場合〇〇先生が担当してくれるのですか?」という確認もしておきましょう。
せっかく相性が良いからと選んでも、入ってみたら違う先生が担当だったとしたら意味ないですからね。
塾に通うタイミングについて
私が学習塾を経営していた経験から、入塾希望者が多くなるタイミングをご紹介します。
- 3月末~4月
- 6月末~7月
- 11月
1番は学年が変わるタイミングですね。2番は夏期講習を視野に入れている家庭です。
3番の11月ですが、ここは1~2年生の難易度が一気に上がる時期なので、急についていけなくなってしまう子が増えます。そしてテストで悲惨な点数を取り、親が慌てて塾に行かせるのです。
まぁ、私の家がそうでしたからね。
私のオススメタイミングは、どのテスト(定期考査)でもいいので、終わった直後くらいが良いと思います。
次のテストに向けて準備期間が長く取れるようにしたいところです。
3年生の数学は完全に連続ドラマ形式のようで、1つわからないままにしてしまうとずっとわからないようになってしまい、なかなか修正が出来なくなってしまうものですが、1~2年生のうちは、テストが終わり、範囲が変わると内容もガラリと変わることが多いです。
苦手分野から開放され、次回のテストで急激にアップ出来る可能性もあります。
ですからテストが終わったら出来るだけ早いタイミングで入塾させてあげましょう。
- どこの塾に行けばいいんだろう?
- どこの塾に行けば成績が上がるかな?
- 塾選びに失敗したくないな・・・
わかります。わかりますとも。でも、その感覚で塾を選ぼうとしても、何度も何度もチラシやホームページを見るくらいしか方法はないと思います。
あとはお兄さんお姉さんのいるご家庭からの評判を聞くくらいでしょうか。
しかしながら、先ほども書いたように、評判を鵜呑みにすることも危険なのです。
個人経営の塾で、そこに行けば必ずその先生が教えてくれるという塾であれば評判をそのまま鵜呑みにしてもいいかと思いますが、大手学習塾の評判は本当にアテになりません。
とにかく時間は大事ですし、もしも中学3年生であれば、刻一刻と受験までの時間がなくなっていくわけですので、お父さん、お母さんは思い切って体験授業に行かせてあげましょう。
私も出来るだけ動画授業を配信していきます。
もし良かったら家で学習する補佐的な教材として動画授業もご覧下さい。
まとめ
学習塾選びに失敗したくないという気持ちはとてもわかりますが、慎重になり過ぎて動かないと、お子さんの受験の成功・失敗に関わってきてしまいます。
学習塾選びに失敗してもお金を少し損するだけですが、受験の失敗はまさに取り返しがつかないことになってしまうわけですので、優先順位を考え、行きたいところに行かせてあげてみて下さい。
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