今回は学校の成績対策についてご説明します。勉強をして、テストの点数を上げるというのは当たり前ですが、成績を上げるにはそれ以上に大切なこともあるのです。
今回は学校の成績を上げるコツについてお話します。。
もくじ
学校の成績アップ方法
もちろん、何を隠そうテストの点数が非常に重要になります。まず第一の判断材料になることは間違いありません。本当におおまかに考えてみますので、目安程度に考えてください。
テストのみで判断した場合
- 5・・・90点~
- 4・・・80~89点
- 3・・・40~79点
- 2・・・20~39点
- 1・・・~19点
このくらいでしょうか。実際には平均点などの要素もあるので誤差は出てきます。4のハードルはもう少し低いかもしれませんね。いずれにしても3が本当に幅広いです。
現在では絶対評価で成績が付きますので、極端な話、クラス全員が3ということがあってもおかしくはないのです。
テスト以外の大きな要素
これはもうズバリ箇条書きで先に書いてしまいます。
- 提出物(ワーク、ノートなど)
- 授業態度(発言の回数など)
- 生活態度
ものすごく大事です。通知表のABC欄を見てください。国語では5つの評価欄が、他科目では4つの評価欄があり、それぞれABCで評価されます。そしてその総合で1~5に分かれるのです。
それぞれを読んでみましょう。テストの評価に関する文章はほとんどの科目が2つしかありません。残る2つは・・・
- 興味を持って〇〇しようとする
- 〇〇を表現することができる
などのように、テストではなく、授業態度や、その科目に対する取り組み方の評価欄になっています。ですから、成績を決める上で、50%前後はテスト以外の要素が入ってくるのです。
提出物は絶対条件
提出物は、多くの子がきちんと出します。それゆえ、出さないとそれだけで大きな大きな減点になります。それだけ周りと差がついてしまうのです。もちろん中をやらずに提出しても減点です。
昨今では、ワークの問題を自分で解き、丸付けまで終わらせて提出というスタイルが多いです。つまり、残念なことに答えも配ってしまっているわけですね。
ついつい期限が迫ってくると、答えを移して丸付けてとにかく出す、という子も多いのが実状だと思います。しかしこれ、見る側からすると丸わかりになります。
ですから、出来るだけきちんとやりましょう。途中でわざと間違えて×つけたりしても、意図的に行ったものは本当に見ていてすぐわかってしまうものです(笑)
もちろん、出さないくらいなら、そういう風に終わらせてでも出してください。でも、出来るだけ計画的に終わらせる努力をしましょう。
評価する先生も人間です
これはもう私が子どもの頃からもありましたし、永遠のテーマになってしまいそうですが、「ひいき」の有無です。ちょっと先生に優しくされているところを見られると、「ひいき、ひいき」と言われたものです。
この「ひいき問題」ですが、先生側はもちろん否定します。なぜなら、本当にそんなつもりがないからです。きちんと全員を平等に見ようとすることだけは間違いありません。
しかしながら、先生だって人間です。
授業中に騒いだりする子を良い子と思うことはありません。自分の授業を妨害されたわけですからね。
また、授業内容に興味を持って質問にくる子を可愛い、良い子と思わないわけがありません。自分の授業を興味深く聞いてくれるのはとても嬉しいですからね。
あからさまなひいきはしなくとも、やはり成績を付ける時のひとつの判断材料にされることは仕方がないということです。
具体的にどのようにすれば良いか
子どものうちから上司にゴマをするようなことをする必要はありません。というより、そんなことしないでください。当たり前のことを当たり前にすればいいだけです。
- 授業の邪魔をしない
- 授業中に発言をする
- 終わってから質問に行く
こういうことですが、手軽に出来ることの中で、教える側が非常にやりやすく感じる動作があります。それをしてくれるだけで、
「あ、この子きちんと聞いてくれてるな」
と思うことが出来るのです。それは・・・
説明中、目が合ったらうなずく
ズバリこれだけです。これだけで先生の印象は全然違います。
他にも科目ごとで色々ありますので、もし興味がありましたらメール等でご質問下さい。
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まとめ
いかがだったでしょうか。テストの点数が悪くても、現在の制度では成績で3を取ることはそんなに難しいことではありません。テスト以外の面できちんと努力をし、ワンランク上の成績を目指しましょう。
お付き合いありがとうございました。