こんにちは。今日は勉強に集中できない子が、集中する方法をご提案させていただきます。
私や、多くの友達に聞いた様々な集中方法からいくつか提案させていただきますので、あなたのお子さんに合ったやり方を選んであげて下さいね。
もくじ
勉強に集中できる場所とは
よく聞く勉強に集中できる環境を書いてみます。
- 図書館
- 通っている学習塾で自習
- 友達と勉強会
- 自分の部屋
逆に集中出来ない環境を考えてみましょう。
- 自分の部屋
- 自宅のリビング
- 友達と一緒の時
- 図書館
不思議ですよね。集中できる環境も、集中できない環境もほとんど同じなのです。
つまりはどんな環境が合うかは人それぞれということです。
これが結論では、今回せっかくこの記事を読んでいただいた意味がありませんよね。大丈夫です。これらは皆が皆試していることですので、言わば一般的なものです。
そして具体的な場所になりますよね。
私は、集中する方法として、場所はあまり関係ないと思っています。厳密に言えば関係してしまいますが、それよりももっと大事なことがあると思っています。
集中できない理由を考える
今回はあくまで、集中できない子が集中する方法をメインで考えています。
集中できない理由を考えることで、その原因を潰していく方法を考えます。
集中しない理由は、勉強よりもやりたいことが他にあるから、というのが一番にくると思います。ここで大事なのは、「勉強よりも」という部分です。
普段、大してやりたいと思わないのに、勉強を始めると、ついついやりたくなってしまうのです。これはお父さん、お母さんも経験がありますよね。私も同じでした。
もうあまり読まなくなった漫画であっても、勉強しなければいけないという状況で机に向かうと、なぜかその漫画が読みたくなってくるのです。
不思議ですが、心理的には当然の流れであって、仕方ない部分なのです。その場から逃げたい時に、逃げる道があれば、それが普段選ばない道でも選んでしまう。
そういうものです。
集中できる環境を作る
上記のように、何かしらの誘惑があると簡単に流されてしまいます。何もこれは小学生、中学生に限ったことではなく、人間である以上仕方ないことです。
では、この誘惑を断ち切る手段はあるのでしょうか。私は残念ながら、ないと思います。
- 開けるなと言われたら開けたくなる
- 見るなと言われたら見たくなる
- やるなと言われたらやりたくなる
これはもはや本能ですからね。つまり、誘惑を断ち切るなら、物理的に断ち切るしかないのです。
つまり、部屋で勉強するのなら、テスト期間中は漫画やゲームを部屋から撤去するのです。
勉強以外にすることがない
勉強がいかに嫌いでも、他に何もすることがなくなると、それはそれで寂しくなります。人間は「暇」に耐えられない生き物と言われているくらいですからね。
ですから、勉強以外にすることがない状況を作ることで、自然と勉強をしようという気になってくるのです。無理やり勉強したところで効果はあまり期待出来ません。
大切なのは、自分から勉強する気になるということです。
そういう意味でも、このように物理的に他にやることがない状況を作り上げるのは効果的だと思います。問題があるとすれば・・・物理的にそういう状況が作れるかどうかの部分です。
勉強環境候補
- 移動時間(電車など)
- トイレで少しでも単語を覚える
- お風呂で湯船につかっている間
- スマホや携帯ゲームを持たずに図書館
- 誘惑道具を撤去された自分の部屋
こんなところでしょうか。特にスマホを持っている子は、どこに行こうとも「スマホをいじる」という誘惑があるため、環境作りが非常に難しくなります。
こんな難しいことをしなくても、「勉強をしたい!」と自分で思えればもちろんそれが一番なのですが、勉強がわからない、出来ないうちはなかなか勉強をしたいと思えませんからね。
親子で勉強もあり
社会や、音楽などの暗記をする時は、クイズ形式で問題を出し合ってあげることをオススメします。まぁ、親子喧嘩に発展する可能性もある方法ですが、これも物理的に誘惑は断ち切れます。
しかも、問題の出し手を交換しながらやるのがベストです。
お母さんが問題を出してあげてるつもりが、いつの間にか自分の方が覚えてしまっていた、ということはありませんか?
実はクイズ形式の場合、問題を出す側は、解く側が考えている時間、ずっとその答えのことを考えて繰り返し暗唱しているものです。ですからけっこうあっさり覚えてしまうのです。
クイズ形式なら楽しく覚えることも出来るのでオススメです。
クイズ形式の魅力はこちらも参考にして下さい。
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最後に
勉強そのものは決してゲームや漫画より楽しいものではありません。だからこそまだ小・中学生ではなかなか自分からしようと思うことが出来ないのです。
「勉強しなさい!」と言うのは簡単ですが、それよりも環境を一緒に整えてあげることを第一に考えてみましょう。