東京都や、県が主催する実力テストが中学生で実施されています。このテストは学校のテストと違い、過去の範囲全てがテストの出題対象となるので、難易度は高く感じます。
学校のテストが高くても、実力テストの結果が低いこともしばしばあるので、心配し過ぎる必要はありません。
都立高校受験・県立高校受験の練習
実はこれらのテストは、都立高校受験や、県立高校受験の問題に似せて作ってあります。そんなことを書くと、余計に心配させてしまいそうですが、その必要はありません。
なぜならあなたのお子さんは、また受験勉強をしたことがないからです。
学校のテストには、テスト範囲があり、そこを勉強すれば良い点が取れるようになっています。それに対してこの実力テストは、過去全てが範囲になるので、そう簡単には取れません。
学校のテストは取れてたのに・・・
一番よくあるお悩み相談ですので、同じお悩みの方はご安心下さい。
上記のように、学校のテストにはテスト範囲があり、そこをきちんと真面目に勉強して準備をした生徒が良い点数を取れるのです。
ですからあなたのお子さんは学校のテストに対して真摯に取り組み、頑張った結果であると言えます。
範囲が決められ、指示をされればその範囲をきちんと勉強することが出来る。それだけで素晴らしい才能だと言えます。
大丈夫です。受験問題にも傾向と対策はあります。むしろ学校のテストよりもハッキリと傾向が出るので、「受験勉強」としてしっかり準備をすれば満足のいく結果が出るはずです。
ノー勉強での一発勝負のような形で行われるのが実力テストですので、気にし過ぎることはありません。
もし、それでも気になるようであれば、学習塾や家庭教師にお願いする良いきっかけだと思うのも悪くありません。
周りには点数が高い子がいる
はい。学校のテスト対策よりも、受験に向けての勉強をする学習塾や家庭教師の先生もいます。それに、過去のテスト範囲を忘れないで覚えている子もいるでしょう。
少々言い方が悪い部分もありますが、ご勘弁下さい。一番わかりやすく表現しますと
- 要領が良い子、真面目な子は学校のテストが取れる
- 要領が悪く、不真面目な子は学校のテストが取れない
- 過去にやったことを忘れない子、応用力のある子は実力テストが取れる
- 過去にやったことを忘れてしまう子、応用力が乏しい子は実力テストが取れない
このような表で考えて下さい。1~2番のどちらかと、3~4番のどちらかを選んで下さい。4パターンに分かれることになりますね。
1番かつ、4番である子は、上記例のように、学校のテストは取れるものの実力テストが取れないというタイプになります。
テスト前にきちんと真面目に勉強をするけど、過ぎたことはいいや、となりがちなタイプですね。
もちろん、1番かつ3番であることが最も好ましいわけですが、私はそこまで求める必要はないと思っています。
前述のように、受験問題にも傾向と対策があります。
そこをきちんと教えてもらい、それに合わせた勉強方法が出来れば問題なく実力テストや、Wもぎ、Vもぎの点数も上がっていくことと思いますのでご安心下さい。
Wもぎ・Vもぎについてはこちらをお読み下さい。
V模擬・W模擬を初めて受けてショックだった
今回は、W模擬とV模擬を初めて受けた子、初めて受けさせた保護者の方の反応をお届けしようと思います。現在2017年6月ですので、あと数か月で始まりますね。 まずはW模擬、V模擬の性質からお伝えします。W ...
最後に
上記の記事にあるように、WもぎやVもぎも、初めて受けた時にショックを受ける子や、お父さん、お母さんはたくさんいます。
「何やってんの!」
と思うかも知れませんが、そこは我慢をしましょう。何事もいきなりうまくいくわけではありません。本番でそうなってしまわないための模擬なのですから。
これからきちんと勉強をして、受験対策を行っていけば、きっと実力もつき、良い結果を引き寄せることが出来ると思います。
受験はお子さんだけでなく、家族で乗り越える共同作業です。どうぞ一緒に楽しみながら頑張って下さい。
学習塾や家庭教師をお考えの方はこちらも参考にしてみて下さい。